片麻痺や認知症の方への食事介助のポイント

食事介助は、一人一人の状態によって介助の仕方が異なります。
片麻痺や認知症を抱えている人の食事介助も行います。
片麻痺や認知症の利用者への食事介助のポイントとして、どのようなものがあるのでしょうか。
まず、片麻痺を持っている利用者には、皿などの落下を防ぐために滑り止めをつけます。
スプーンに食べ物を乗せやすいように、皿の淵に角度が付いているものが好ましいです。
スプーンは握りやすいものにし、口元に運びやすいよう柄の長いものにします。
食事中は、麻痺側にクッションなどをひき、身体が傾くのを防ぎます。

食べ物を口に運ぶときは、飲み込みやすいように麻痺のないほうから口に運びます。
口の中に食べ物が残っていないか、麻痺のあるほうを確認します。
次に、認知症を抱える利用者の食事介助でのポイントは、献立を一緒に確認して食事を意識してもらい、簡単な食事の準備や配膳などを手伝ってもらいます。
食事の時間であることを把握してもらうために、他の利用者から先に食事をとってもらいます。

食事自体は、食べやすくバランスが良いものにしましょう。
むせやすいため、一口で食べられる柔らかいものや食欲をわかせるように、盛り付けの工夫や香り付けも大切です。
認知症になると、食事を食べなかったり、逆に何度も食べようとしたり、好きなものしか食べない、食べ方が分からなくなるなど、生きる上で重要な食事が上手くとれなくなります。
声かけをして日々の状態を観察しながら、本人の状態に合わせて介助していくことが大切です。